久しぶりのRyosukeです!
この状況下だから!という訳だけではないのですが、色々考えされることが多いです。
その中で常に思い出すエピソードがありまして、僕の考えていることを書く前にその話をまずはしたいなーと思います。
離島に住んでいるサルの群れがありまして、その群れを研究者が観察していた時の結果です。
離島に住んでいるサルの主な食料は島に自生している「芋」なのですが、それをみんなで取って食べいています。
ある若いサルがその芋を食べる際に誤って海に落としてしまいます。
そのサルはすぐにその海に落とした芋を拾い上げ体毛で拭き食べます。
するとビックリ!その芋に海の塩味がついてそのまま食べるより「美味しい!」ということが分かったのです。
更に取った芋に付いている泥も体毛で拭いて落とすよりもしっかり取れます!
まさに一石二鳥!!だったのです。
この発見はすぐに群れの中に広まります。
みんながこぞって取った芋を一度海で洗い塩味を付けて食べ始めたのです!!
ってなると思いますよね?
ところが現実は違ったのです。
どう違ったのか?
もちろん良いことしかない「取った芋を一度海で洗い、汚れを落として塩味を付けて食べる」は群れに広まったのですが、
「全ての」サルには広まりませんでした。
つまり、一定数のサルはその後も海で洗うことはせずに今まで通り、取った芋を体毛で拭いて食べていたのです。
では、そのサルはどういったサルだったのでしょうか?
研究者の観察によるとそのサルには大まかな共通点があったのです。
それは…
歳を取ったサル…
この結果をテレビで見たときに、歳の過多に因らず自分も変化を恐れていないか?
今までの体験から新しいものを取り入れず、「今まで通り続ければいいのではないか」と思っていないか?
と自問自答しました。
必ずしも歳を取ると現状を維持したくなる!という訳ではないですが、動物の本質は変化を恐れる傾向にあるのだなーと思いました。
そこで、ぼくは新しい物や考え方と触れ合うたびに、過去の経験や体験に捉われていないか、変化を恐れて拒絶していないか?
をまず考えるようにしています!
「変化を恐れるサル」は僕に沢山の気づきを与えてくれます。