ヨガのアーサナを練習する上で大切なことがあります。
それは、ヤマ・二ヤマという約束事を実践すること。
細かいことは割愛しますが、
ヤマは人としてどうあるか。
他人にされたいことを自分も相手にする。それがヤマです。
自分に対してどう向き合うかが二ヤマ。
いわゆる丁寧に心と向き合うための方法となります。
ヤマ・二ヤマを実践することにより、アーサナを練習する際の心構えができます。
アーサナは座るという意味があります。
なので、本来は瞑想するための準備をアーサナで行うとされています。
なぜ座るかというと、
静かに長時間自分と向き合うために座ります。
静かに座れないと身体が動いてしまいます。
身体が動くと、自分の内面は動きによって、動かされてしまい、感じることができなくなります。
なぜ長時間座れないかというと、心と向き合うための集中力がないからですね。
あとは、身体がかたいから。すると身体のかたさが気になって安定して座ることはできません。
それが体系づけられたのがハタヨガです。
だとするならば、このヤマ・二ヤマという態度はとても大切になります。
ヨガをしているというのに、ヤマ・二ヤマの態度がないというのは非常にもったいないです。
ヨガは身体面での効果だけではなく、
精神面での効果にも優れています。
精神面での効果はヤマ・二ヤマの態度がないと得ることはできないでしょう。
ちょっと気になったなという方は、ヤマ・二ヤマの態度を普段から心がけてみてくださいね。