ヨガはフィットネスではありません。
Rireはヨガスタジオなので、僕はフィットネスはお伝えしないようにしています。
(背骨を緩めるヨガはフィットネスとヨガを混ぜてますが笑)
ヨガとフィットネスには大きな違いがあります。
1950年代くらいにフィットネスとしてのアーサナが広まったんですね。
動き続けるか、静止するか。
それがフィットなネスとアーサナの違いになります。
具体的には1分間に70回が安静時の心拍数なのですが、ヨガでは心拍数はあげてはいけないとされています。
なぜなら、エクササイズが終わった後は、心拍数が上がりますよね。
これが疲労感をつくるからです。
また、エクササイズはカロリーとエネルギーを使います。
アーサナはそのものが休息になるから、終わった後に休息が必要ないんですね。
他にも、エクササイズは身体を動かし続けます。
するとアドレナリンというストレスホルモンが出て、血管が収縮する。
そういったエクササイズのときには無酸素状態になっているという特徴がありますね。
一方で、アーサナの時には酸素をとりこむ有酸素運動になり、副交換神経が優位になります。
すると血管が広がり臓器に血液がいきます。つまり血行と臓器の状態が良くなるということでもあります。
この二つには大きな違いあります。
どちらがいいということではなく、相互に補い合うという観点が大切で、
どちらも人生を良くするための方法であります。
また現代においては昔とは大きく生活スタイルが違うので、
間違いなくエクササイズ的な要素も必要になってくるでしょうあ。
なので、今の状態を鑑みて、
どちらが自分に適しているかよく考えて実践する必要がありますね。