Kouです。
お恥ずかしながら、ここ数年で、
最もというくらい体調を崩してしまいました。
みなさまにはご迷惑とご心配をおかけしています・・・。ㅤ
しかしながら、気づきになったことがあるのでシェアします。
ㅤ
生理学的に、体調を崩すと、
マクロファージと呼ばれる細胞から「炎症性サイトカイン」ってやつが放出されます。
こいつは細菌やウイルスを撃退してくれるんですね。
ㅤ
ただ、「炎症性サイトカイン」はやっかいでして、こいつ、気分や行動に大きく作用するんです。
ㅤ
このような情緒の乱れをシックネス・レスポンスと言って、風邪とかをひいたときに、食欲が減る、働きたくない、不安になる、憂鬱な気分になるというのはウイルスが何であろうと関係なく、「炎症性サイトカイン」によって起きる反応なんです。
ㅤ
今日の朝は、僕もその作用がちょっと出ていました。
ヒトのメカニズムにはかないません。
で、僕がやったことは徹底的な客観視でした。
ㅤ
「ああ、今、マクロファージから炎症性サイトカインでているんだなぁ。落ち込むホルモンだすから、そりゃ落ち込むよなぁ。面白いなぁ。めっちゃ勉強になるなぁ」といった感じです。
ㅤ
すると、あまり落ち込まなくなるんですよねぇ。
客観視は、このような作用に対して抑制的に作用するんですよ。
ㅤ
なぜかというと、
客観視して、自分を明確に意識することによって、島皮質という脳の部位が働くからなんですね。
この島皮質は幸福感と相関する部位でもあると言われています。
するとこのような状況の中でも幸福を感じることができるようになり落ち込みにくくなるんですね。僕の例で言うなら「面白いなぁ」という部分が幸福ですよね。
ㅤ
身体を知ること。学ぶこと。
そのこと自体が、自分を守る手段にもなるんだなぁと身をもって体感した今日です。
ㅤ
ちなみに、イライラしたりモヤモヤしているときにも炎症性サイトカインは出やすくなるので気をつけてくださいね。
ㅤ
気づきのシェアでした。
ではでは。